コンテナハウスの作業場プラン

自分の仕事は技術系のサービス業で、分類的には零細個人事業主で自営業となる。

パソコン1つで業務が遂行できる様な仕事なら良かったのだけれど、生憎ある程度の作業スペースや機械類などが必要な業種である。以前はテナントを借りていて、そこを作業スペースと店舗や事務所として使っていたのだけれど、母の体の調子が悪くなったことなどもあって、自宅介護を見据えて数年前に作業場を自宅に移した。その際、店舗としての機能は切り捨てることにした。

昨年母が亡くなって、自分もこの犬小屋で暮らしているので、まず自宅が不要になったということと、犬たちと一緒にいる時間という意味を含めてこの犬小屋で出来れば全て生活を完結させたいという希望が、この先長い将来を考えた時にも強く感じているので、近い将来仕事場をこちらに移動して自宅を処分することを考えている。

作業スペースの確保の方法としてあれこれ考えているのだけれど、経営的な野心の様なものは元々無い上にこの犬小屋暮らしを始めてさらにミニマルな方向に心惹かれているところなので、それは最低限度のものにしたいと考えている。また、基本的にDIYは好きな方で、加えてこの犬小屋のある場所はギリギリで都市計画の用途指定区域外なので、幸いにして法的な縛りも無いとは言わないまでもかなり薄い。

自分の仕事の作業スペースとしては、商品の保管を外部に委託するなどして最低限ギリギリまで削ったとしても10坪程度は必要なのだが、仕事の仕上がりに関しては一応昔気質なこだわりもあるので不便なほどにスペースを犠牲にするつもりは無い。が、しかし、立地的な条件も考慮するとかなり制約を受ける。

で、現在のところ、その最有力候補として、海上輸送用のコンテナをベースにして、それを少し増築して使うことを考えている。40フィートのコンテナならそれだけでおよそ9坪のスペースが確保できるので、それに少し増築すれば一応は目的を果たせるという算段である。

昨今のタイニーハウス・ムーブメントの中でコンテナハウスはその選択肢の1つともなっている様子であるし、また、国内でもコンテナを利用したショップなどを見かける様にもなってきた。このブログのドメインは実はこのブログのために用意したものでは無いのだけれどコンテナはそんな空気も漂うし、ログハウスに合わせてミニログを建てるという様な発想は有りがちではあるが貧弱すぎて面白くもなんとも無い。自分と同業種でコンテナという選択は取り扱う商品のステータス性などとの絡みもあって多分有り得ないのだけれど、ここはオリジナルで考えを進めたい。

上記の要点をまとめると、主に予算の問題なのだけれども。

基本的にここは犬小屋なので犬たちのスペースは極力確保して、可能ならばさらに犬たちにとってもその空間がプラスになる様にしたいのでなかなかハードルは高いのだけれど、そんなことを考えているのもまた楽しみの1つではある。

コンテナの作業場を設置する最有力候補予定地。

コンテナ工房設置予定地

作業はほぼDIYになると思うのでブログにも「コンテナ工房」というカテゴリを追加したが、この記事だけで終わらないことを願う。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする