「植物のお医者さん」と呼ばれるカモミールの種を播いてみた

“plant doctor”(植物のお医者さん)と呼ばれるカモミールの種を蒔いてみた。

昨年から炭素循環農法で作物を育てるにあたって、始めたばかりで土壌中の微生物のサイクルがまだ上手く循環していないのもその理由だと思うのだけれど、作物の生育がまだまだパーフェクトと言える様な状態ではなく、虫がついたり病気や生育不良になったりするものもあった。

せっかくキッチンガーデンとして自家消費用にこの様な栽培方法を選んだので、肥料や農薬、また、それに類する様なものは自然素材であっても土には入れたくないなというのがあって、また、収穫にもそれほど固執する理由もなかったのでそのまま作物を育てていたのだけど、作物同士の相性や、病害虫の忌避のためのコンパニオンプランツなどには興味を持って色々調べてみていた。

その中で、カモミールは他の作物との相性がほとんど万能で、その効果も例えばアブラムシなどを誘導するという様なことに加えて、他の植物の成長を助けるみたいなことがあちこちに書いてあって、なんて素敵な植物なのかと自分の中で好感度が急上昇したという経緯がある。ただ、現在のところは畑自体がまだ完成していないので、コンパニオンプランツはいずれ植えてみたいというにとどまっているのだけど、カモミールへの興味の冷めないうちに、実験的に斜面の畑に下りる道の法面に種を蒔いてみた。

カモミールの種を蒔いた

本来ならばポットに種を蒔いて少し大きくなってから定植するらしいが、こぼれ種でもある程度は次の年もまた咲くらしいので、面積もそこそこあることもあって直接種を蒔いた。カモミールの種はとても細かくてほとんど粉の様なもので、急な斜面で覆土もままならずほぼ種を蒔いたというよりも種をばら撒いた感じだ。

この法面は夏の前後は雑草で覆われて草刈機を何度かかけなければならないので、あわよくば、カモミールで覆われてくれないかという淡い期待もあるしで、また1つ今年の楽しみが増えた。

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