カメムシ退治にダイソン

山の暮らしとは切っても切れないイメージがあるのが冬場のカメムシである。中学を卒業してからはほぼ平野部に暮らしたので長い間忘れかけていたのだけれど、ここに来る様になって克明に思い出さざるを得なくなった。今年の秋は虫全般が例年より多い気がするのだけれど、カメムシもその例に漏れず、寒くなってからの季節たまに日差しがあって暖かい日などにはこの小屋を目指してどこからともなく湧いてきて、なかなか賑やかしいことになっている。秋にカメムシが多い年には雪がたくさん降るなどということも聞くが、さて、どうだろう。

自分も相方も虫にはそれほど頓着があるわけではないのだけれど、カメムシの場合は放っておくと服や寝床に隠れているのを気付かずにイッパツお見舞いされることがあったりするので、部屋の中で見かけたときには普段掃除に使っているダイソンのハンディクリーナーに隙間用の細い吸い込み口を付けて吸い取るというのが寒い時期の風物詩になっている。特に深い理由も無いのだけれど、この方法はカメムシに限らず虫一般に使える手で、吸引力もあって捕まえやすくスケルトンで中が見えるしフィルターが無くてワンタッチで捨てることが出来るので、無駄な殺生をする必要も無く精神衛生上もよい。ただ、クリーナーの中でやられると部屋中に例の臭いをまき散らすのがタマにキズなのだけれど。

カメムシの駆除(?)について特に何か調べてみたことは無かったのだけれど、良い機会なので今ちょっと調べてみたら、カメムシ自身にとってもあの臭いは結構ダメージが大きい様で、自分の臭いで失神したり下手をすると死んでしまうこともあるのだと知ってちょっと申し訳ない気持ちになってみたりもしたが、あの臭いは仲間内での危険信号にもなるのだそうで、カメムシ駆除にダイソンはけっこう有効な手立てだったのかもしれないと思った。ログハウスは言ってみれば低気密高断熱とでもいうか、隙間は結構あるのだけれどログの質量が熱を逃がさないという様な理屈が成り立つんじゃないかと思うのだけれど、なので、カメムシは入りやすいけれど臭いもそれほど籠らないという様な事情もあるかもしれない。

ついでに調べてみたら、カメムシ用の忌避剤とか殺虫剤というのもいろいろあるみたいだった。

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先日、2年ほど使ったそのダイソンのクリーナーのバッテリーがダメになったので、本格シーズンを前にバッテリーを交換した。

ダイソン バッテリー交換

小さなプラスネジ2本で留まっている。バッテリーも安くはないけれど毎日使うしコードが無いので気軽に扱えるのはやっぱり便利。玄米がおいしく炊ける圧力炊飯器に並んで買って良かった家電製品である。



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