田舎暮らしとアフィリエイト

連休初日だったか、相方が突然化粧台が要ると言い出して、自分はその日ちょうど外回りの仕事があったのだけど、出かけ際に味噌か醤油でも切れた感じで「ついでに買って来て」と頼まれた。

ここに来てから僅かずつ増える家具はいつも同じ店で買っていてその日もその店に寄ったのだけれど、珍しく店のオーナーが居て珍しくご機嫌な様子でしばらく話をしていた。

10年ほど前に当時わりと親しくしていた知人がいたのだけれど、その彼は今でいうノマド・スタイルの生活基盤を作ることを目指していて、半固定的な作業スペースで作ったものをネットショップで売り、それにアフィリエイト収入を加えて生活の基盤にして放浪を続けていたいという様な人だった。

当時はまだ安定した基盤は出来ていなかった彼がその店でアルバイトをしていて、話をしているとそのオーナーはたまたま自分の学校の1つ上の先輩だということが分かった。

当時その店は開業から数年が経ったところだったが、ホームページを中心に大型のショッピングサイトにも出店して売り上げを伸ばしていて、自分も独立して間もない頃で営業やホームページについてもあれこれ模索している頃でもあったので、その彼と一緒にその手法を分析したりしていたのが懐かしい。

話をしているうちにそんなところにも話題が及んで、自分が実は近年の検索アルゴリズムのアレでペナルティをくらってエラい目にあったと切り出すと、実は俺もだと言ってお互いの過去のブラックハット暴露大会になって盛り上がったのだけれど、これがなかなかの感動巨編で結果的には弾かれたとはいえ共感も含めて得るところが非常に大きかった。

この店はその後も大きな倉庫が増えていたり繁華街にサテライトの実店舗を出店したりしていて、ペナルティのダメージ以上に実績を伸ばしている様子でこの暴露話の感動の所以を裏打ちしているのだけれど、しかしどうしてこの時はこんなに手の内を晒してくれたのかを不思議に思っていた。

後になって、この直前くらいに円高が大きく進んだことがこの日機嫌の良い理由だったかと見当をつけたのだけれど、この数日前にもコンテナで大量の商品が届いたばかりの様子だったりもしたので、思いがけず良いタイミングで良い話が聞けた様だった。

で、こんな人がもし突然田舎でシンプルライフを始めて新たにアフィリエイト収入を考えることがあったとすると、たぶん基本的に自身のライフスタイルの部分にははっきり線を引いて蓋をしておいて、田舎暮らしのブログなどは書かず為替とかキャッシングとか引越しとか車買取とか育毛とか脱毛とかの稼げるジャンルで稼げるキーワードを絞り込んで攻めていくのだろうなどと思うのだけれど、まぁ、こんな人はそんな生活はしないのだろうとも思ったり。いや、実際そんな人もいるのかも知れないし。

化粧台

そこに置くんかい。ちょっと待って。鏡外す。

化粧台の鏡

・・・。

・・・・・

(覚書)

稼げるジャンルはASPの報酬率も目安。
A8.net

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする