ポリ袋で玄米を炊いてみる(失敗編)

先の熊本の震災以降、インターネット上でハイゼックス炊飯などの非常用の炊飯方法をよく目にする様になったのだけれど、ウチの場合は常備しているのが玄米なので、非常時に玄米を食べる何か良い方法が無いかと考えている。

ハイゼックスなどの様な炊飯袋を用いる場合、玄米だと白米に比べて火を通すのに時間がかかるらしく、水は節約出来たとしても燃料と時間の消費が大きくなる。非常時のシチュエーションにもよるのだけれど、それをカバーできる良い方法が無いかと思っていろいろ探してみたのだけれどなかなかこれといった物が見つからなかったので、炒った玄米で同様の方法を試してみた。

結果的に失敗だったので何の参考にもならないのだけれど、今回はすべてが根拠も無いままデタラメにやってみたので、今後の参考としてデータの覚書という意味で残しておこうと思う。

今後、成功編に続くかどうかは神のみぞ知る。


玄米1合

とりあえず玄米1合で試してみる。

玄米を炒る

玄米をさっと洗い水を切ってフライパンで炙る。

炒った玄米

3〜4分炒るとプチプチと膨らむ音がし出して10分程で静かになるまで炒る。炒って膨らんだ分少し量が増えている。

玄米と水をポリ袋に入れる。

ポリ袋に炒った玄米とその1.5倍の水を入れてみた。空気は抜いて口を縛る。

玄米をポリ袋で炊く

鍋に水を沸騰させて、その中に上のポリ袋を投入。今回は中火で沸騰させたまま約20分。その後はそのまま火を切って10分ほど蒸らした。

炊き上がった玄米

炊き上がった玄米。粒の原型は崩れている。水分が少なくパサパサで芯が残っている感じの食感。

炊飯器で炊いた玄米と比較

炊飯器で炊いた玄米(右)との比較

事後処理

事後処理。梅干を乗せてお湯をかけて食べるもマズいものはマズい。


・玄米を炒ったものは香ばしくて硬めのセンベイくらいの固さなので、このままでも食べれないことはない。ちなみに「炒り玄米」で検索してみると、玄米を普通に炊くよりも栄養価が高くなるそうで、水も不要で洗い物も出ないし、もうこれでいいんじゃないかという感じが… 嫌いじゃないし。

・炊いた玄米の方も、炒ってあるのでおこげの様な香ばしさがある。これは生かしたい気がする。

・次回はとりあえずポリ袋に入れる水の量を増やしてみるという選択か。それか、ポリ袋をやめて水を多めにしてお粥というのが現実的か?

・炒って普通にお粥にするのなら、炒らずに土鍋で「びっくり炊き」というのの方が効率的か?

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