ガーデンスパイクで芝生のエアレーション

ここに来た当初、庭は茫々と茂った雑草で覆われていたので、文字通り根こそぎ雑草を剥ぎ取って洋芝の種を蒔いた。

それから2年ほど経って芝生の成長は思いの外順調で、週に1度ほどの芝刈りに忙しいくらいなのだけれど、順調だとかえってところどころ生育の悪い部分があるのが気になる。

生育の悪い部分はだいたい理由が分かっていて、凹凸を均して元々の赤土が剥き出しになったところに種を蒔いた部分で、昨年始めた畑づくりの理屈で言えば水捌けと通気性が悪いものと思われる。

隣の芝生は青いと言うが、近所に芝生のきれいな別荘があって、昨年そこの人に管理のコツを聞いたら第一声がエアレーションは結構重要だと教えてくれた。

そんなことがあって、頭の片隅にはあったのだけどついつい後回しになってしまっていたエアレーションなのだが、最近例の楽天ポイントのうちの期間限定分を消化するためにガーデンスパイクなるものを購入(ポイントで)してみた。

靴の裏に装着して歩き回るとエアレーションが出来るというタイプのものだが、ホームセンターなどにある普通のローンスパイクよりも上手くいけば効率が良くて楽そうだというのがこれを選んだ理由で、失敗してもポイントだからと思えるのもポイントの良いところな訳で。

ここしばらく晴れの日が続いていたので、今日は芝刈りをした後にこのガーデンスパイクでエアレーションを試してみた。

ガーデンスパイク

ガーデンスパイク。なかなかしっかりとした作り。

作りはなかなかしっかりとしていて、靴の裏にぴったりと装着することができる。値段相応ではあるが、いかにもチープという印象では無い。

使用前、イメージ的に不安だったのはスパイクがしっかりと刺さるのかというところであったのだけれど、これは意外とイメージに反するくらいにスパイクの根元までしっかりと沈み込む心地の良い使用感があった。粘土質だからか、ネバネバの泥の上を歩いているかの様な感触で、足を上げるときは粘土質の田んぼを歩いて長靴を取られそうになる様な感じ。スキーや登山用のストックなどがあれば両手に持てば安定するかもしれない。

ちなみに自分は体重が60kgとちょっとなので、痩せた人や小柄な人だと同じ条件でも根元まで刺さらなかったりするかもしれない。

土が固くてスパイクが刺さりにくい場所でも、たとえば踏ん張りながら踵から体重を乗せていくと思いの外ざっくりと穴を開けることができる。

エアレーション

見た目にも堅そう土でも体重を乗せればOKだった。

闇雲に歩き回っていても効率が悪そうだと思ったので、足を肩幅くらいに開いて端から順にカニ歩きしてまんべんなく踏み潰した。

外したガーデンスパイク

外したガーデンスパイクが田んぼに取られた長靴の様。

思い立って今スマホの歩数計を見てみたら、芝刈りとエアレーションを足すと小一時間の犬の散歩と同じくらいの歩数になっていた。

後は追い追いエアレーションの効果を確認したいと思う。

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